とまらぬ亀の轍

何をするにも鈍間な筆者が、歩み続ける足跡を綴っていきます。

米国で差別に負けない為に

米国でアジア人が空気のように扱われるという事が話題ですがその通りです。でもそれはアジア人だからと言うより言語と文化の壁がある外国人だから。日本でも愚痴を言い合う飲み会で日本語が不自由な白人が一人混じってたら、初めは気を使うけどその内空気になっちゃうでしょ。同じだと思いますよ。
 
あんまり差別差別と言う事は自分は好きではなくて、それを言う深層心理にはアジア人は劣っているという自虐と白人は優れているっていう劣等感が潜んでいる気がします。白人がそう思うのは白人の勝手ですが、私は長く米国に住んでいて全くそうは思わないし自分の祖国が大好きで誇りに思っています。なのでどんな態度を取られても無知な奴がなんかやってるよとしか思わないし気にしません。他人の考えをこちらが受け入れる必要は全くないですし、他人の態度や考えはこちらからは変えられないし相手の自由なので。
 
但し実害が及ぶ場合があって、暴力だったり受けられるべきサービスが受けられなかったり、そうした事が起こった場合は毅然と主張して戦うべきだと思ってます。それこそが真の根絶すべき差別ですよね。ただ、そういうあからさまな客観的証拠が残る差別は米国ではあまり無い気がします。米国は少なくとも表面上は差別は悪として扱っているので。トランプが復活したらどうなるかは分かりませんが。
 
自分の祖国を好きになって誇りに思うことこそが、米国で差別に負けない秘訣かなと思いますね。
私の個人的な見解ですが。